春は進学、進級の季節。学校生活の始まりとともに「学習塾を探さなきゃ」と考える生徒、保護者も多いが「いろいろあるけれど、どの塾が合うのか分からない」と不安に思う人もいるはず。新潟県の上越市、糸魚川市で6校舎を展開する「秋山塾」は、プロ講師が「生徒が目標を持って主体的に勉強する」個別指導を行っており、高田高校、国公立大学などへも多くの合格者を輩出している。1か月の無料体験授業を実施中で「ぜひ当塾の授業スタイルを試してほしい」と話している。
プロ講師が個別指導「自立学習の確立を目指して」
小中高生が通う秋山塾は、講師1人に対し生徒4人を上限とした個別指導が特徴。自立して勉強ができる生徒が学校、入試、そして社会人になってからも高い成果を収めやすいとして、自立学習が確立できることを目指した。まず自分で考える時間と解く時間、そして分からなかった時に質問する時間の確保のバランスの良さから現在の指導形式を採用。元教員などの経験豊富なプロ講師が生徒それぞれの学力や性格などを考慮して最適なプログラムを設計する。
「生徒に嫌われてもいい」挑戦を促す岩下龍平先生
プロ講師の一人で、高田校（上越市本町5）を担当するのが岩下龍平先生。柏崎市の出身で、温泉やサウナでリフレッシュするのが好きな29歳だ。中学校教諭を経て、2023年春から同塾の講師を務める。30人近くの生徒に一斉授業をしていた教員時代とは違い、塾では生徒一人一人に合わせて教え方や学習内容を調整しながら指導を行っている。
指導方針は「こうだと教えるのではなく、なぜだろうと自身で考えさせること」。物事を学ぶには、自分で考えて挑戦させることが大切としており、それが社会で活躍する力にもつながっていくと考えている。
「すぐに答えを教えず、時には厳しいことも言いますが、嫌われてもいいという意識でやっています。生徒の自立のために背中を押し続けます」と語る。その方針には生徒や保護者も全幅の信頼を置いており、生徒アンケートでも満点を記録するほどだ。
「自立学習と言っても正しく勉強できていなかったり、分かったつもりなだけで分かっていなかったりする。これでは時間をかけた意味が薄くなる。しっかり意味を持つマネジメントをしたい」と意欲を燃やす。最終的にそれを受け入れるかは本人次第というが、自身の生徒は自習でもしっかり向き合って取り組んでおり、自身の思いが伝わっている手応えがあるという。
秋山塾の2022年度の高田高校受験合格率は、91.6％（12人中11人が合格）を記録。生徒の育成について「学校の定期テストはもちろんだが、高校入試に向けた指導を中学に上がった早くから手がけたい。3年生になってからの応急処置的な学習でなく、一年一年基礎をしっかり積み重ねながら合格へ導く。そして社会で活躍できるようにさせてあげたい」と話している。
岩下先生のプロフィールなどはこちら。
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