新潟県妙高市は2024年1月18日、環境生活課の公用車1台が約1か月間、車検切れの状態で業務に使用していたと発表した。事故や故障はなかった。
車検切れが確認されたのは、環境生活課が所有するワゴンタイプの軽自動車。昨年12月19日に車検が満了していたが、12月21日から1月16日まで12回にわたって、施設点検業務などに使用していた。
1月16日に同市消防団の車両に車検切れがあったことから一斉点検を行ったところ、判明した。担当の車検業者が消防団と同じ業者で、車検管理は市が行っていたが、業者からはがきによる案内がなく、気付かなかったという。
同市では昨年9月にも、小学校のスクールバス1台が車検切れで児童を1回送迎していた。城戸陽二市長は「車検切れの車両運行が連続し、市民の皆様に深くおわび申し上げます。車両管理方法を検証し、早急に再発防止策を講じてまいります」とのコメントを発表した。