妙高市消防団の車両が車検切れで管轄区域を巡回

新潟県妙高市によると2024年1月16日、市消防団の消防車両2台が1か月以上車検切れの状態で、このうち1台が管轄区域巡回のため使用されていたことが明らかになった。事故や故障はなかった。

車検切れが確認されたのは、妙高方面隊の第3分団2部と斑尾班の車両で、いずれも小型ポンプを積んだ積載車。第3分団2部は昨年12月7日に、斑尾班は翌8日に車検が満了していたが、このうち第3分団2部は昨年12月15日と1月1、15日の3回、管轄区域を巡回していた。

車検管理は市が行っていたが、担当の車検業者からはがきによる案内がなく、気付かなかったという。車検の支払いの確認のため、1月16日に車両一覧表を確認し判明した。市は「複数人で車検期限をスケジュール管理して再発防止に努める」としている。