チャップリン映画祭1月12日まで 上越市の高田世界館

「喜劇王」の異名で知られるイギリスの名優チャールズ・チャップリン(1889〜1977)の没後45周年に合わせた全国巡回の特集上映が2023年12月23日から来年1月12日まで、新潟県上越市本町6の高田世界館で行われる。短編を含む代表作11作品がデジタル・リマスター版で上映され、初日の23日は日本チャップリン協会会長によるトークショーも開かれる。

トレードマークの“ちょびひげ”に山高帽、がに股歩きのコミカルなキャラクターで、世界中に笑いを届けたチャップリン。主演のみならず監督から脚本、プロデューサーまで手掛け、ユーモアの中に鋭い社会批評を織り交ぜた名作を数多く生み出した。

没後45周年を記念し、昨年から全国を巡回している特集上映「フォーエバー・チャップリン チャールズ・チャップリン映画祭」では、最高傑作と名高い「街の灯」(1931年、86分)や、機械文明を風刺した「モダン・タイムス」(1936年、87分)、ヒトラーを痛烈批判し、ラストの演説シーンが有名な「独裁者」(1940年、125分)などを一挙上映する。

トークショーは日本チャップリン協会会長で、国内外のチャップリン関連映画や日本版DVDなどを監修する大野裕之さんが登場し、23日の各回上映後に20〜30分間行われる。

上映スケジュールは同館ホームページで確認できる。

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