冬の風物詩「川渡餅」に生クリームたっぷり!? 上越市のかなざわ総本舗が新商品「霧立餅」 2日間限定販売

新潟県上越市稲田4の老舗和菓子店「かなざわ総本舗」は、上越地方の冬の風物詩「川渡餅」に生クリームをたっぷりのせた新商品、「霧立餅(きりたちもち)」を考案した。川渡餅販売日の2023年11月30日と12月1日の2日間、稲田本店で数量限定販売する。

川渡餅に生クリームをのせた新商品「霧立餅」

川渡餅は郷土の戦国武将、上杉謙信が川中島の戦いで千曲川を渡る際に、餅を兵に配って士気を高め勝利したという故事にちなんだあんころ餅。市内の菓子店で毎年11月30日と12月1日に販売され、無病息災を願って食べる風習がある。同社の川渡餅は上越産の「こがねもち」と北海道産の小豆を使用している。

なめらかなこしあんの川渡餅に生クリームを合わせた霧立餅は、霧が立ち込めていたとされる川中島の戦場に見立てている。自家製の生クリームはあんことの相性も良く、まろやかな味わいが楽しめる。6個入り1296円。

1パック6個入り

同社の金澤一輝社長は「老若男女問わず、普段和菓子を食べない人にも好まれるのでは。霧が立ち込める川中島や謙信公に思いを馳せて味わってほしい」と話している。

数量限定でなくなり次第終了。電話025-522-5500で予約も受け付けている。当日は通常のつぶあんとこしあんの川渡餅(1個税別130円)の販売もある。11月29日は川渡餅の準備のため臨時休業する。営業時間は午前9時30分〜午後5時30分。

かなざわ総本舗稲田本店

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