上越市、妙高市の山沿いでまとまった降雪 国道などで除雪車が今冬初出動

冬型の気圧配置の強まりで2023年11月25日、新潟県上越市と妙高市の山沿いでまとまった降雪となった。国道と上越市道では同日、除雪車が初出動した。いずれも昨年の12月2日より7日早い。

妙高市関山の国道18号(25日午前8時30分過ぎ)

国交省高田河川国道事務所によると、山間部で積雪が確認されたため、25日未明に長野県境から上越市中郷区江口までの国道18号で除雪車が出動した。気象庁によると、妙高市関山の積雪深は午前10時時点で15cm。

妙高高原IC前(同日午前8時過ぎ)

上越市によると、安塚、大島、牧、中郷、板倉、清里の6区で路面積雪が10cm以上となったことから、同日午前4時30分頃からそれぞれ除雪車が出動した。午前9時30分時点の積雪深は安塚区上船倉で14cm、大島区菖蒲などで10cm、牧区棚広新田で10cm、中郷区稲荷山で12cm、板倉区柄山で10cm、清里区赤池で12cm。

新潟地方気象台によると、25日は冬型の気圧配置が次第に緩む見込みだが、寒気の影響を受け、25日午前6時からの24時間降雪量は多いところで上越の平地で5cm、上越の山沿いで10cmの予報となっている。

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