1、2月は気温高く雪の日少なく暖冬傾向 北陸地方3か月予報

新潟地方気象台は2023年11月21日、新潟県を含む北陸地方の12月〜来年2月の3か月予報を発表した。冬型の気圧配置が弱く寒気の影響を受けにくいため、向こう3か月の気温は高く、降雪量は少ない見込み。

同気象台によると、夏の猛暑の要因となった「正のインド洋ダイポールモード現象」の影響が残ることと、暖冬をもたらす「エルニーニョ現象」の影響で、日本付近の偏西風は北に蛇行し、冬型の気圧配置が平年より弱く寒気の影響を受けにくい見込み。一方で例年同様、一時的な寒気の強まりにより大雪となることがあるとして、気象情報の留意などを呼び掛けている。

月別の予報は次の通り。

  • 【12月】平年と同様に曇りや雨または雪の日が多い。気温は平年並みか高く、降水量はほぼ平年並み。
  • 【1月】冬型の気圧配置が弱いため、平年に比べ曇りや雪または雨の日が少ない。気温は高く、降水量はほぼ平年並み。
  • 【2月】冬型の気圧配置が弱いため、平年に比べ曇りや雪または雨の日が少ない。気温は高く、降水量はほぼ平年並み。