妙高山が初冠雪 昨年より19日早く

新潟県妙高市の妙高山(2454m)が雪化粧しているのが2023年10月6日、同市内で確認できた。妙高山の初冠雪は昨年の10月25日より19日早い。

初冠雪が確認された妙高山(10月6日午後1時前)

同市関川のいもり池近くからは午後1時前、雲の合間から妙高山と外輪山の赤倉山に雪が積もっているのが見えた。

いもり池付近からは赤倉山にも雪が見えた

いもり池湖畔に立つ妙高高原ビジターセンターによると朝方、妙高山は標高2000m付近まで白くなっており、赤倉山だけでなく火打山でも冠雪が確認できたという。初冠雪は例年10月中旬で、10月上旬に確認されたのは2014年以来。

センターのスタッフは「昨夜から雨と風が強かったので、山の上は降っていたと思う。昨年、一昨年と遅かったので驚いた。高谷池ヒュッテでも雪は確認されていなかったので、今日が初めて」と話していた。

新潟地方気象台によると、県内は寒気の影響を受け、同日朝方の同市関山は9.8度と今季一番の冷え込みとなった。