火打山で転倒し歩けず 仙台市の60代男性が救助要請

【追記】妙高警察署によると、2023年10月7日午後0時52分、男性は県警ヘリで高谷池ヒュッテから救助され、上越市内の病院へ搬送された。男性は左足をけがしているが、命に別条はないという。


妙高警察署によると2023年10月5日、火打山を下山していた仙台市の60代男性が足を滑らせて転倒し、歩行不能となった。男性は妙高山域遭難対策連絡会の会員らに近くの高谷池ヒュッテまで運ばれ救助された。6日、警察と消防が同ヒュッテから男性を搬送しようとしたが天候不良のため断念し、7日から再開する。男性は左足をけがし歩けないが、意識はあるという。

男性が転倒したのは「ライチョウ平」と「天狗の庭」の間の登山道。5日午後1時頃に別の登山客が倒れている男性を発見し、同署に通報があった。転倒場所から徒歩30分ほどの高谷池ヒュッテに居合わせた妙高山域遭難対策連絡会の会員ら4人が男性を背負って運び、午後5時50分頃に同ヒュッテに到着した。

6日朝から警察と消防による救助隊が出動し、同ヒュッテで男性と接触したが、天候不良のため、男性を背負って下山することもヘリで救助することも断念し、一旦下山した。7日朝から県警ヘリで救助を再開する予定。