オリジナル遊具備えた「パンダ公園」オープン 上越市塩屋新田の建築事務所敷地内に

新潟県上越市塩屋新田のアットホームラボ上越は2023年5月20日、事務所敷地内に「パンダ公園」をオープンする。子供心をくすぐる工夫が満載のオリジナル遊具や休憩スペースを備え、同社は「地域の憩いの場になれば」と期待している。

オリジナル遊具があるパンダ公園。遊具にはパンダのイラストやモチーフが数箇所に施されている

アットホームラボ上越は、創業123年のアオキ住建(柏崎市)の建築部として2012年に上越市に事務所を構え、自然素材を使った住宅販売を手掛けている。近年は事業を拡大し、事務所隣にパン店の「ナチュラルベーカリーしましま上越」や、企業主導型保育所「ふたば保育園」を開業。今回は子育て支援の一環として、これまで園庭や広場として使われていたスペースを公園に整備し、パン店しましまのパンダのロゴにちなみ名前を付けた。

季節ごとに楽しめるよう多種類の木々を植栽

芝生敷きの公園は、多様な木々や小高い丘、パラソル付きの椅子とテーブルがあり、広さは約1100平方m。園内中央に立つ全長10m、高さ約2.5mの橋のような形状の遊具は同社のオリジナルで、上部は手すり付きの展望台、下部にはドア付きの小部屋や落書きボード、よじ登れるネットがあり、さまざまな遊びができる。子育て世代の社員らの意見も取り入れ、同社が扱う建材を使って製作した。

落書きボードに絵を描くふたば保育園の園児

丘を滑り降りるソリや落書きボードのチョークはレンタル可能

アオキ住建の青木一憲社長(44)は「地域の方に『この場所があってよかった』と思ってもらえる場になれば。まずは来て体感してもらい、要望を聞いて育てていきたい」と話していた。

同社事務所では、落書きボードで使えるチョークと、丘を滑り降りるソリのレンタルも実施する。開園は午前10時〜午後5時。水曜定休。駐車場は事務所や店舗共有用含め50台あり。

www.athomelabo.jp

パンダ公園の場所