関根学園の滝澤夏央選手に西武が指名あいさつ ドラフト育成2位

プロ野球のドラフト会議で西武から育成2位指名された新潟県上越市の関根学園高校3年の滝澤夏央内野手(18)は2021年10月26日、同市大貫1の同校で球団担当者から指名あいさつを受けた。身長164cmとプロ野球で最も低いとされるが「自分はこの身長だからこそ注目もされ、プロになれた」と語り、スピードを生かした守備を持ち味に支配下登録を目指す。

西武の辻監督から贈られた色紙を手に笑顔の滝澤選手(左)と西武の鈴木育成・アマチュア担当
滝澤選手写真

滝澤選手は同市大字寺町出身で、和田小時代は幼年野球チーム「三郷タイフーン」に所属。市立城西中、関根学園高と進み、関根学園では内野手と投手を掛け持ちしチームを引っ張った。今月行われたドラフトでは、小柄ながらも抜群の野球センスと身体能力の高さが生み出すスピードのあるプレーが評価され、将来の守備のスペシャリストとして西武から育成2位指名を受けた。

滝澤選手を1年前から注目していたという、球団本部育成・アマチュア担当の鈴木敬洋さん(38)は「初めは『小さいな』と思ったが、身体能力の高さと野生感あふれるプレーで驚いた。絶対に獲得したい選手だった」と話した。華麗で堅実な守備で「牛若丸」の異名を取った元阪神の吉田義男氏になぞらえ、「“令和の牛若丸"がバッチリ当てはまる。今、プロ野球にはこういった選手が少ない」と期待を込めた。

「スピードを評価してもらったので、プロの世界でもアピールしたい」と滝澤選手。目標とする選手には同じ西武の源田壮亮内野手を挙げる。「源田選手は見せるプレーと安定感があり、追いつけるよう必死にやりたい。すべてにおいてレベルアップして、1軍でも必要とされる選手を目指して頑張る」と誓った。

ややもすると小柄なことを話題にされるが、「164㌢だからこそプロになれた。体格の小さい子どもたちにも夢を与えられるプロ野球選手になりたい」と、ポジティブ思考で大きな夢を語った。