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浸水対策で夜間は車両を内陸へ トキ鉄が深夜などに臨時列車運行

4か月前

新潟県上越市のえちごトキめき鉄道(鳥塚亮社長)は2020年8月1日から、妙高はねうまライン(直江津―妙高高原)の直江津―高田間で、深夜早朝に臨時列車を毎日運行する。昨年の台風19号で車両基地に留置されていた北陸新幹線が浸水被害に遭ったことを受け、災害対策として、関川に近い直江津駅の車両基地の列車の一部を移動させる。回送列車とせず乗客を乗せることで、深夜の時間帯の利用も期待する。

えちごトキめき鉄道の「妙高はねうまライン」
高田行きトキ鉄-2

同社の直江津駅に隣接した車両基地は関川の河口に近く、同市の洪水ハザードマップでは最大3mの浸水被害が予想されている。同社によると、日本海ひすいライン(直江津―市振)を走行するディーゼル列車は、夜間、糸魚川、直江津の両駅に車両を留置している。しかし、妙高はねうまライン(直江津―妙高高原)の列車は、JR柏崎駅に1編成6両を留置しているのみで、残りの7編成14両はすべて直江津駅の車両基地にあり、関川の氾濫などによる浸水被害のリスクがあるという。

このため、終電後の午後11時台に4両編成の列車を直江津から高田に運行させ、始発前の午前5時台に高田から直江津まで運行することにした。

ダイヤは直江津午後11時13分発、高田同11時22分着。高田午前5時49分発、直江津同5時59分着。これまで直江津発の妙高はねうまラインの終電は、午後10時22分の妙高高原行きだったが、約50分遅くなった。直江津に午後11時3分に到着する新潟発のJR快速列車からや、朝は直江津午前6時15分発の新潟行きのJR快速列車にも乗り換えが可能になり、利便性も高まる。

運行は11月30日までの毎日。冬期間は降雪量の多い高田駅に列車を置けないため運行しない。同社は「災害対策ということで臨時列車を設定した。ぜひご利用いただきたい」としている。

臨時列車のちらし
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