上越市と妙高市で小学生含む5人感染

新潟県は2021年3月1日、上越市に住む10〜20代の男女4人、妙高市に住む40代の男性1人の計5人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。

感染が判明したのは上越市の10代男子学生、20代男性会社員2人、20代女性飲食店従業員と、妙高市の40代男性会社員。

10代男子学生は上越教育大付属小に通う男子児童。同校では2月26日に学校外でのサークル活動に参加していた10代女子児童の陽性が公表され、同日に女子児童の該当学年と全教職員計約150人のPCR検査を実施。検査の結果、27日に男子児童の陽性が判明した。

同校によると女子児童と今回陽性が判明した男子児童との接点は確認されていない。上越市によると男子児童は女子児童と同じクラスではない。男子児童は27日に発熱したが、現在は無症状だという。家族などの濃厚接触者は検査の結果、全員の陰性が確認されている。

同校は当初2月28日までの休校としていたが、3月4日まで延長した。男子児童の該当学年は7日まで学年閉鎖する。

このほか、陽性が判明した20〜40代の男女4人のうち、妙高市の40代男性と20代女性、20代男性のうち1人の計3人はこれまで従業員や利用客ら多数の感染が確認されている同市仲町4の「クラブ エル」関連。同店関連の感染者は計25人となった。

40代男性の同居家族は全員陰性が確認されており、ほかの濃厚接触者は調査中。

20代男性は不特定多数と接する職業ではなく、同居家族は全員陰性だった。別の20代男性はクラブエル関連ではなく、2月27日に感染が判明した20代男性会社員の知人。不特定多数と接する職業ではなく、濃厚接触者は調査中。