医療従事者へ感謝のブルー 上越青年会議所が県立中央病院でライトアップ

新型コロナウイルスの対応に追われる医療従事者を応援し感謝の気持ちを伝えようと、新潟県上越市の上越青年会議所「ZENSHINゼンシン委員会」は2020年7月23日、同市新南町の県立中央病院駐車場でブルーライトアップを始めた。点灯は26日までの各日午後7〜9時。

同院は感染症指定医療機関で、感染者の治療を行っており、同院の正面玄関そばの駐車場を囲む木々13本をライトアップしている。棒状のスノーフォールライト360本を12本の木につるしているほか、シンボルツリーには計1660球のライトが付いた8mのコード16本を、木の先端を頂点に円すい状に飾っている。

県立中央病院駐車場のブルーライトアップ
20200723上越青年会議所ブルーライトアップ1

同委員会は、中小企業を支援するためのセミナーなどを開催しているが、新型コロナの影響で予定していたイベントが中止になり、日本青年会議所が全国でブルーライトアップ事業を推進していることから今回企画した。

同委員会の渡邊章委員長(38)は「医療従事者の方々は、(新型コロナの)感染者が出ていない間も検査など普段と違う業務があり常に負担を感じている」。宮本吉裕副委員長(37)は、「苦労している医療従事者の方々に向け、感謝と応援のメッセージを込めた。市民にも予防意識を持ってもらい、平穏な日常を取り戻せたら」と語った。