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看板もないけど安くて新鮮 パティオ内に「やおぱち青果店」オープン

11か月前

毎日、長野市の卸売市場で仕入れた新鮮な野菜や果物を販売する「やおぱち青果店」が2019年10月3日、新潟県上越市富岡のパティオ内にオープンした。市価の半額以下の品もあり、「安くて新鮮」と評判を呼んでいる。

30代の夫婦で営む「やおぱち青果店」
やおぱち3

初めての客は値付けを見て驚く。例えばこの日、野菜ではLサイズの白菜100円、Mサイズの大根70円、Mサイズのキャベツ100円など。果物ではリンゴ(秋映)3玉280円、バナナ1房(15本前後)200円、シャインマスカット400円など。いずれも消費税込み。バナナやパイナップルなど、日本で栽培していないもの以外は、原則として国産品を並べている。

「安かろう、悪かろうではない。野菜や果物は冷凍保存できないので、その日その日の真剣勝負で品物を見極めている」と述べるのは、店を切り盛りする長野市在住の斉藤剛さん、幹さん夫妻。リンゴは尻まで真っ赤な贈答品クラス、大根は葉が青々として皮もつやがいい。「もう少し高くても売れるのではないか、と助言する人もいるが、商売に走らず、少しでも皆さんの家計の助けになりたい」と剛さんは話す。

長野市で青果の小売店、卸売を営む父親と共に、毎朝3時に起きて卸売市場に向かう。相場と品物を見極め、競り落とした青果をトラックに積み上越へ。「もっと早く開店したいが、店に並べて値付けすると、11時でもギリギリ」と話す。

約70平方m(20坪)の店内には、野菜や果物を置く棚はあるものの、極めて質素。パックや袋詰めにされ出荷されている野菜などのほかは、箱のままかバラで並べる。「料理によって細いものがいい人、太いものがいい人がいる。見て触れて、楽しく選んでほしい」という。

バナナ1房が200円という驚き価格(税込み)
バナナ

午前11時の開店とともに買い物客がドッと店内になだれ込む
やおぱち店内

店の看板がないので、迷う人が続出。「一度来てもらえば分かる。認めてもらえる店になったら看板を出そうと思う」と話している。

上越ウィングマーケット内のパティオ1階で、ストックバスターズ上越店向かい側。のぼり旗が目印。営業時間は午前11時〜午後5時30分。定休日は水曜と第4火曜。電話025−530-7877。マイバッグやレジ袋などを必ず持参のこと。