赤倉セントラルホテルでノロウイルス食中毒 大学生ら46人に症状

新潟県福祉保健部は2019年3月1日、妙高市赤倉の「赤倉セントラルホテル」でノロウイルスによる食中毒が発生したと発表した。上越保健所は、同ホテルが提供した食事が原因と断定し、3月2日の1日間を営業停止処分とした。同ホテルでは既に、2月25日〜3月1日までの5日間、食事の提供を自粛している。

県によると、2月18〜22日まで課外学習で同ホテルを利用した関東地方の大学のグループ87人中46人がおう吐や下痢などの症状を訴え、検査の結果、この大学関係者21人とホテルの調理従事者3人の便からノロウイルスが検出された。入院した人はおらず、全員快方に向かっているという。

同ホテルでは、昼食はバイキング形式、夕食は日替わりの懐石料理を提供しているが、原因となった食事はわかっていない。