桜はつぼみでもパレードなどでにぎわう 開幕2日目の高田城百万人観桜会

新潟県上越市の高田公園で開かれている第92回高田城百万人観桜会は開幕2日目の2017年4月2日、好天に恵まれた。桜はまだつぼみだだったが、パレードやマーチングなどの行事も行われ、多くの人でにぎわっていた。

高田公園の桜はまだつぼみ
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高田公園には、4000本を超えるソメイヨシノが植えられており、「日本三大夜桜」として毎年観桜会期間中に100万人の花見客が訪れている。この日は、朝から好天に恵まれたが最高気温は平年より2.7度低い11.3度と3月下旬並みとなった。家族連れが芝生広場にシートを広げたり、露店での買い物を楽しむ春休み中の小中学生の姿が見られた。

上越市長らがパレード
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上越市立城東中学校の吹奏楽部
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芝生広場で演奏する県立高田北城高校吹奏楽部
観桜会パレード

午後からは「観桜会パレード」が行われた。県立高田北城高校と市立城東中学校の吹奏楽部とともに上越市長やさくらキャンペーン大使らが、自衛隊の車両で高田駅前から高田公園までパレードした。高田公園の芝生広場では両校の生徒が、多くの花見客を前に演奏を披露した。演奏を聞いた市内の70代男性は「花はまだだけど、演奏も上手だったしにぎやかでいいね」と話していた。

観桜会の会期は17日まで。日本気象協会によると、高田公園の桜の開花は4月6日、満開は4月12日と予想されている。