上越市中郷区福崎で列車にはねられ75歳女性が死亡

2021年5月8日午後11時18分、新潟県上越市中郷区福崎のえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインで、長野県長野市の無職、小林きぬ子さん(75)が普通列車にはねられ、死亡した。

同社によると、現場は関山―二本木駅間にある福崎踏切の約50m直江津側。列車は2両編成で、直江津駅午後10時22分発の妙高高原行き普通列車。

妙高警察署によると、小林さんは同日家族と妙高市に買い物に訪れており、事故現場から約10km離れた「道の駅あらい」付近から行方が分からなくなった。家族が午後に同署に行方不明者届を提出し、署員が捜索していた。家族によると、小林さんは認知症の症状があったという。

事故後救急車が駆け付けた際に、小林さんは死亡していることが明らかだったため病院に搬送はされなかった。列車には乗客2人と運転手、車掌の計4人が乗っており、いずれもけがはなかった。

事故現場付近(9日午前撮影)
iOS の画像

同署が事故原因などを調べている。

事故現場付近