妙高市3人と上越市1人感染 県内では過去最多の50人

新潟県は2021年5月8日、妙高市内で新たに3人、上越市内で1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内では同日、過去最多の50人の感染が確認されている。

妙高市で感染が判明した3人は、ゴールデンウィーク中に県内の居住地から妙高市に帰省していた20代女性会社員と、いずれもその家族の50代男性会社員と50代女性パート従業員。

20代女性会社員は3日に発熱し、6日に医療機関を受診、PCR検査を受けて感染が判明した。家族の50代男性と50代女性は、濃厚接触者として7日にPCR検査を実施して感染が判明した。

妙高市によると3人のうち50代女性が同市内の学校に勤務していることから、7、8日に学校内の机や椅子などの消毒を実施した。10日から通常通り授業を行う。50代女性は、子供と接する業務だという。

上越市で感染が判明したのは20代アルバイト女性で、2日に悪寒の症状があり、7日に発熱のため医療機関を受診し抗原検査を受けた結果、陽性が判明した。不特定多数と接する職業ではないという。

4人はいずれも、県外への移動歴はないという。