公務員に夏のボーナス 上越市一般職平均約71万円 非正規職員にも初支給

2020年6月30日、公務員に夏のボーナス(期末・勤勉手当)が支給された。新潟県上越市は一般職、特別職のほか、本年度から制度が導入された会計年度任用職員1653人を含めた合計3490人に総額約13億3753万円を支給した。一般職の平均支給額は、平均年齢43歳11か月で約71万5千円。前年より約2600円増えた。

一般職の支給月数は前年と同様の2.225か月分。給与改定に伴う給料月額が増えたことなどで、若干の増額となった。国や地方自治体で働く非正規職員の処遇改善を目的に今年4月からスタートした会計年度任用職員には、期末手当として0.325か月分が支給された。平均支給額は約1万3千円。

市長のボーナスは前年と変わらず約175万円、副市長は約132万円、教育長127万円、ガス水道事業管理者は約122万円。

市議会議員は、今年4月の改選で当選した新人9人と元職1人が在職期間が3か月未満で支給割合が30%となるため、平均支給額は前年より約18万8千円減って約70万円。