くびき野バス運転手を逮捕 横断歩道を歩行中の女性はねる

2021年4月30日正午頃、新潟県妙高市中町の市道で、同市に住む70代女性が路線バスにはねられ、上越市内の病院に救急搬送された。妙高警察署は同日午後0時28分、路線バス運転手でくびき野バスに勤務する上越市清里区菅原の男(71)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕した。梅津容疑者は「女性をひいたことは間違いない」と容疑を認めている。

事故現場 1

事故は中町交差点で発生。男が運転する路線バスが新井駅方面に左折したところ、青信号で横断歩道を歩行中の女性をはねた疑い。妙高署によると女性は頭を打ったが意識はあるという。

男が勤務するくびき野バス(上越市)によると、男はこの日、定員15人の小型バスに乗務し、高田駅前から新井ターミナル間を運転していた。同署によると事故当時、乗客はいなかったという。

男の逮捕を受け、同社の相馬利昭社長は「けがをされた女性の方には大変申し訳ない思い。本人は取調べ中でまだ話せていないため、状況が把握できていない」と話していた。

事故原因などは同署が捜査中。

事故現場