給食にプラスチックとみられる破片混入 上越市板倉区の市立針小学校

上越市教育委員会は2015年6月24日、同市立針小学校の給食に透明な強化プラスチックとみられる破片が混入していたと発表した。6年生2人の食事から見付かったが、児童にけがなどはなかった。

市教委によると、この日はランチルームで3〜6年生の93人と教職員10人が給食を食べており、6年生女児が食事を口に入れた際に、約1cmほどの三角形の破片が入っているのに気付き、一緒に食べていた教頭に報告した。教頭がほかの児童に注意を促したところ、別の児童の食事からも同様の破片が見付かった。

同市では2010年に醤油のガラス瓶の口が割れて給食に混入した事故が起きて以降、割れる恐れのあるガラスや強化プラスチック製の製品を調理室で使用することをやめており、市教委は食材の納入業者に確認するなど原因を調べている。

混入した破片(上越市教育委員会提供)
針小学校異物混入