妙高市と高田の住民の利用率高く 北陸新幹線上越妙高駅開業3か月アンケート

北陸新幹線開業から3か月間で、上越地域に住む人たちのどれくらいが上越妙高駅から新幹線を利用したかについて、上越タウンジャーナルでは2015年6月14日から2日間、サイト上でアンケートを実施した。1,800人が回答し、上越妙高駅から新幹線を利用した人は全体の約半数で、居住地別では、妙高市や高田地区住民の利用率が高く、直江津地区と13区が低いという結果となった。

アンケート結果「上越妙高駅から北陸新幹線乗った? 乗らない? 開業から3か月」

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上越妙高駅の利用について、新幹線に「乗った(東京方面へ)」が最も多く36.4%を占め、次いで「乗っていないが駅には行った」がで29.7%、「駅にも行ってない」が23.0%、「乗った(金沢方面へ)」が10.9%。同駅から新幹線を利用した人は合計47.3%。

同駅から新幹線を利用した割合について、居住地別では高田地区が53.7%、妙高市が51.8%といずれも半数を超えた一方、直江津地区では42.9%、上越市の13区では37.1%と低かった。

上越妙高駅西口にコンテナを活用した商業施設を開設する観光コンサルタントの平原匡さんは「直江津からほくほく線経由で上越新幹線を利用していた従来から、北陸新幹線開業により、高速鉄道についての心理的距離感が変わったことがうかがえる。特に妙高市の住民の期待の大きさを感じる」と分析。また13区住民の利用率の低さについては、「並行在来線など二次交通の充実がやはり課題だ」と話した。