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上越市大潟区の事業場跡から発がん性化学物質 地下水は環境基準値の380倍

8か月前

新潟県上越市は2017年1月11日、同市大潟区九戸浜の事業場跡地の土壌と地下水から、国の基準値の最大380倍となる化学物質テトラクロロエチレンなどが検出されたと発表した。発がん性があるとされる物質で、市は周辺の地下水が飲用水として使用されているかなどの実態を調査している。

テトラクロロエチレンは発がん性があり、中枢系の神経障害を起こす可能性があるとされる。主にドライクリーニングの溶剤や金属加工で脱脂剤として使用される。

大潟区の事業場跡地から検出されたテトラクロロエチレンは、地下水中で1リットルあたり3.8ミリグラムと環境基準値の380倍で、土壌中では0.13ミリグラムと同13倍。このほか、環境基準を超える鉛なども検出された。

事業場を運用していた土地所有者が自主的に検査し、市に通報した。

市内で基準値を超えるベンゼン化合物などが検出されたという報告は、毎年2〜3件前後寄せられているという。市は事業所跡地の住所や業種などを公表していない。