高田城址公園観桜会のポスター完成 開催内容は3月上旬発表

新潟県上越市の高田城址公園で2021年4月に開催される「第96回高田城址公園観桜会」(上越市、上越観光コンベンション協会、上越商工会議所主催)のポスターが完成した。

デザインは堀の水面を境に、高田城三重櫓と桜の昼と夜、それぞれの表情を上下で組み合わせた。同市の担当者は「昼と夜で大きく変わる二つの表情を同じアングルから表現することで、観桜会の魅力を再発見してもらえると思う。観桜会を通して(世の中が)元気になってもらえれば」と話す。

2021212観桜会ポスター完成

観桜会は前年、公園名の改称に伴い、これまで親しまれてきた「高田城百万人観桜会」から「高田城址公園観桜会」に名称を変更した。また、前回は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、露店や物産展の出店はなく、イベント中止や花見客に飲食を伴う宴会などの自粛が求められる異例の観桜会となり、入り込みは記録のある1972年以降で最も少ない12万8000人となっていた。

今年の開催内容については新型コロナ感染状況を踏まえ、今月末頃までに主催の上越市、上越観光コンベンション協会、上越商工会議所が開催方針を判断し、3月上旬に公表する予定だという。

ポスターはA1版、B1版、B3横版の計4330枚を作成し、市内店舗や町内会、施設のほか、同市の姉妹都市・友好都市、県内観光施設などに配布されることになっている。

今年の観桜会会期は4月1〜15日。