【速報終了】大雨による上越市の避難勧告は4647世帯 冠水や土砂崩落などの被害も

【追記】

  • 妙高市の避難勧告は、7月1日午後6時25分に解除された。
  • 上越市板倉区の避難勧告は、7月1日午後7時10分に解除された。
  • 上越市和田地区の避難勧告は、7月1日午後8時55分に解除された。
  • 上越市高田地区、新道地区、春日地区の「避難準備・高齢者等避難開始」は、7月1日午後8時55分に解除された。
  • 上越市保倉地区、北諏訪地区、頸城区の一部に出されていた避難勧告は、7月1日午後9時50分に解除された。

活発な梅雨前線の影響で大雨になっている新潟県上越市は2017年7月1日午後0時30分に大雨災害警戒本部を設置、同1時10分に大雨災害対策本部に切り替えた。避難勧告が出ているのは矢代川流域の和田地区全域と、保倉川流域の保倉区、北諏訪区、頸城区の一部。上越市内の避難対象は、合わせて4647世帯、1万3221人に及んでいる。大雨の影響で冠水や土砂崩落などの被害が出ている。

和田小体育館に避難する市民(7月1日午後2時30分頃)
和田小体育館

矢代川流域の和田地区には、5か所の避難所が設置された。このうち、和田小体育館には午後2時半前、20人が避難した。夫と2人で避難してきた島田の女性(65)は「7・11水害を思い出して、水や食料などを買い込んできた。降り始めたばかりなのに避難勧告が出てびっくりした」と話していた。

保倉小には10人ほどが避難した(午後3時30分頃)
保倉小

保倉川流域の避難所、保倉小には午後3時30分前、約10人が避難した。上五貫野の60代男性は「広報車が回ってきたので、町内の動けないお年寄りには家の2階にいるように声をかけてから、避難してきた」と話していた。

保倉川の支流、桑曽根川も水位が高くなった(上越市上名柄)
上名柄の割烹池田屋付近

上越市灰塚の城山浄水場排水処理棟裏の斜面が崩落(午後4時50分頃)
浄水場付近

冠水した平成町の道路(午後5時過ぎ)
平成町

戸野目古新田では道路が冠水した(午後5時20分頃)
戸野目古新田


【交通情報】午後4時現在

◇北陸自動車道(大雨のため通行止め)
 上り 名立谷浜IC-親不知IC
 下り 朝日IC-名立谷浜IC

◇えちごトキめき鉄道(一部列車で運休)
 妙高はねうまライン 直江津-妙高高原駅間 計7本
 日本海ひすいライン 直江津-泊駅間 計6本