公道沿いの電柱や街路灯、樹木など法令で禁じられた場所に堂々と設置されている違法看板について、上越タウンジャーナルではこの1年を通じて取材してきました。冬には除雪車の目印になるポールに違法看板がくくりつけられていたり、交番の前に堂々と設置するなどさまざまなケースがありました。これらの様子を写真で紹介します。
こうした看板を設置している多くは地元の住宅建築関係の企業です。道路の柵や電柱、路側帯の反射板のついたポールなどに「見学会」などと書いたのぼり旗や看板を設置しています。こうした行為は新潟県屋外広告物条例により刑事罰をもって禁じられています。堂々と違法行為をする業者は、他方では、自社の住宅を勧めるチラシや公式サイトで「真心込めて」とか「誠心誠意」とか「子供のために」などとうたっています。白々しい限りです。
一昔前、二昔前ならいざ知らず、大小問わず企業のコンプライアンス(法令遵守)が当然のこととなったこの時代に、上越地域では多数の企業がこうした違法行為を堂々と行っています。その現状を写真で紹介します。
写真はすべて上越市内で撮影したものです。
路側帯の反射板のついたポールに看板、その先には旗も(2018年2月撮影)
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(2018年2月撮影)
上越タウンジャーナル編集部から
上越タウンジャーナルでは、こうした違法看板について継続的に取材しており、今後も続報します。
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