越後姫をふんだんに使った期間限定プリン フルサット内「雪の香テラス」で発売中

新潟県上越市産のイチゴ「越後姫」をふんだんに使ったプリンが上越妙高駅西口のコンテナ商業施設「フルサット」内のプリン専門店「雪の香テラス」に登場した。2017年12月31日までの期間限定販売。

同店は雪室銘茶を製造する正香園(松木成徹社長)が運営。今年7月にオープン以来、雪室抹茶プリンなどを主力商品にして客足を伸ばしてきた。10月からは地場の旬食材などを使った期間限定プリンも販売。10月はカボチャ、11月は食用ホオズキでプリンを製造し、反響も高かったという。

越後姫をふんだんに使用した新発売のプリン
越後姫プリン2

今回販売されたのは「雪の香プリン越後姫味」。同市大潟区のイチゴ農園「苺の花ことば」で栽培された越後姫をたっぷり使用した。 松木社長はクリスマスシーズンに、イチゴ味プリンの商品化を考えていたところ、同農園の高橋和樹さんと出会った。松木社長は初めて食べた際の同農園のイチゴに「色も香りもよく、とにかく甘かった」と驚き、惚れ込んだという。同農園のイチゴを使ったプリン商品化をすぐに決め、材料の配合を何度も替えながら試作に励んできた。高橋さんは農園やイチゴについて「今年5シーズン目を迎えた。ベストな環境で美味しいと感じてもらえるイチゴ作りが使命。イチゴは酸味が少なく、香りと甘みが強いのが特徴です」と話す。

完成したプリンはペースト状にしたイチゴと牛乳などを使う。「イチゴ本来の風味や味わい」を存分に楽しめるよう、イチゴの使用量を全体の31%と贅沢に使用した。松木社長は「香りも良く、幅広い世代から喜んでもらえる味に仕上がった。底の濃厚ソースと絡めて食べるとまた違った味わいも楽しめる」と話している。

苺の花ことばの高橋さん(右)は自身の農園の越後姫を「香りと甘みの強さが特徴」と話す
越後姫プリン1

価格は1個356円。 同店のほか、正香園上越店、道の駅あらい内の土産店「くれよん」で販売中。 雪の香テラス営業時間は午前10時から午後6時。水曜定休。問い合わせは025-520-7801

雪の香テラス