ドイツ体操連盟が10月15、16日に上越市視察へ 東京五輪の合宿検討

「2020年東京オリンピック・パラリンピック上越市合宿招致委員会」(委員長・村山秀幸上越市長)は2016年10月12日、上越市下門前の市教育プラザで、ドイツの体操競技の事前合宿招致を目指した活動予定報告を行った。15、16日にはドイツ体操連盟の役員らが上越市を訪問する予定で、委員らは招致を実現させるために行うプレゼンテーションのポイントなどを確認した=写真=。

20161012合宿招致委

同委員会は上越市や上越商工会議所などで構成されており、体操や空手を中心に東京五輪の事前合宿招致を目指している。6月には村山委員長らがドイツを訪問し、ドイツ体操連盟のライナー・ブレヒトケン名誉会長らと交流を深めるなどした。

上越市は現在、旅費や滞在費などを全額負担する方針で、ドイツの体操選手団の合宿招致を目指している。15、16日にはライナー名誉会長ら視察団が上越を訪れ、練習拠点として提案している大潟体操アリーナや、宿泊施設のアートホテル上越などを、招致委員らと見て回る予定。練習の合間に気分転換できる施設の見学も希望しており、温泉やサウナ、プールなどがある鵜の浜人魚館(大潟区)も案内する。

村山委員長は「15日からの視察に向け、万全の準備をしたい」と話していた。