児童クラブの利用予想より低調 保護者ら感染予防で見合わせか

上越市教育委員会は、新型コロナウイルス感染防止のための市立小学校の臨時休校後3日間について、放課後児童クラブの利用状況を明らかにした。当初は1日2000人程度の利用を見込んでいたが、3日とも600人台で推移しており予想を大きく下回っている。

3月4日午前の春日新田小の放課後児童クラブの様子
児童クラブ2

2020年3月4日からの臨時休校に伴い市内51か所の児童クラブが開設された。利用実績は初日の4日が666人で、5日が690人、6日が657人だった。

通年利用している児童1620人に、春休みの利用259人に加え、今回の休校による新規を200人と予想し、計約2000人の児童の利用を見込んでいた。しかし、今のところ利用は見込みの約3割にとどまっている。

市教委は、感染予防のため、あえて利用を見合わせている世帯があるほか、祖父母などの家で過ごしているのではないかなどと推測している。

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