2015年7月19日に行われた妙高市議選で、妙高市選挙管理委員会が候補者4人ついてウェブサイトのURLを誤って告示していたことが分かった。立候補届け出の7月12日から投票日当日の7月19日までずっと誤った告示文が市役所などに掲示されていた。
妙高市議選は定数18に対して19人が立候補。このうち選挙運動のために利用するウェブサイトを届け出たのは2人。市選管は、この2人のURLをウェブサイトの届け出をしていない別の2人の候補者のものとして表示し、届け出た2人ついては空欄にして、7月12日に告示した。
妙高市には、法令で定められた告示を掲示する掲示板が、市役所本庁舎(栄町)と妙高支所(関山)、妙高高原支所(関川)の3か所にあり、いずれにも誤った告示文が投票終了後までずっと掲示されていた。
7月21日午後、上越タウンジャーナルの取材に市選管事務局は「市民からの指摘や問い合わせもなく、今まで気付かなかった。事務的な落ち度で申し訳ない」と話した。選管事務局では、あらかじめ立候補予定者を五十音順に並べURLを記載した文書を用意しており、立候補届け出順に名前を並べ替えた際に、URLの並べ替えを忘れたという。
ウェブサイトのURLを誤って告示された4人の候補者はいずれも当選している。