県内各地で自販機ねらい48件 上越市下四ツ屋の33歳会社役員男

上越警察署、小出警察署、県警刑事部機動捜査隊の共同捜査班は2019年9月20日までに、新潟県上越市や魚沼市など8市町で発生した窃盗(自動販売機ねらい)事件は、上越市下四ツ屋の会社役員、平田孝幸被告(33)による犯行と確認し、同24日、捜査を終結したと発表した。発表によると平田被告による犯行件数は48件、被害総額は61万3000円。うち、現金被害は48万7000円にのぼるという。

平田被告は今年6月12日深夜、市内の会社敷地内に設置された自動販売機から現金2130円と自動販売機内の硬貨を保管する容器1個(時価約6000円)を盗んだ疑いで今年7月11日に逮捕、その後に起訴されていた。

被害にあった三和西部スポーツハウス(上越市三和区下中)の屋外に設置された自動販売機(2019年6月24日)
被害自販機

警察はその後の捜査で、今年5月頃から上越、南魚沼、妙高、糸魚川、十日町、津南、柏崎、長岡の8市町で発生した窃盗(自動販売機ねらい)事件について、平田被告の犯行と確認。9月20日までに事件を検察庁へ送致し、捜査を終結した。