上越市立水族博物館でペンギンのひな続々誕生 ふわふわ産毛につぶらな瞳

上越市立水族博物館で、マゼランペンギンのひなが続々と誕生している。順調に育てば、今年の7月には、同館の水槽内で元気に泳ぐ姿を目にすることができる。

同館は国内最多の121羽のマゼランペンギンを飼育している。今年は3月下旬からの繁殖期に、33ペアが34個の卵を産卵。5月上旬から卵がかえり始め、7日現在で12羽が誕生している。同館によると、ひなは全身に黒い産毛が生えているのが特徴で、成鳥になると白と黒の模様がはっきりと分かるようになる。

親鳥に守られすくすくと育つペンギンのひな
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ひなたちは親鳥に守られながら順調に成長しており、大きいひなは既に、体長約20cmほどになっている。

飼育スタッフの田原浩之さんは「今の時期は、外へ顔を出すひなをまれに見ることができる。夏には親元から巣立ち、元気に水槽で泳ぎ始めるので、ぜひ見に来てほしい」と話している。

開館時間は午前9時~午後5時。祝日を除き月曜休館。

◇上越市立水族博物館公式サイト
http://www.joetsu-suihaku.jp/