妙高市の土木工事「若嶋組」が事業停止 負債3億5000万円

新潟県妙高市白山町2の土木工事「若嶋組」が2023年4月28日付で事業を停止し、事後処理を弁護士に一任した。負債は約3億5000万円で、今後自己破産を申請する予定。

帝国データバンク上越支店によると、同社は1914年(大正3年)創業、52年2月に法人改組した。旧新井市で土木工事を主力とし、2003年3月期には年売上高6億7600万円を計上していた。

しかし、公共事業の減少による減収が続き、2010年3月期の年売上高は約1億5100万円まで減少した。22年3月期は受注が回復し、年売上高は約4億8700万円に回復したが、23年3月期は再び受注が減少し、年売上高は2億円に達しなかった。