輸入雑貨店「ROSE BEAR」が妙高サンシャインランドに期間限定オープン テディベア作家の吉川照美さん

新潟県上越市在住のテディベアアーティスト、吉川照美さん(62)が経営する輸入雑貨店「ROSE BEAR」の新店が2023年4月29日、同市中郷区の遊園地「妙高サンシャインランド」に期間限定オープンした。吉川さんが制作したテディベアをはじめ、輸入雑貨が並ぶほか、GW期間中はワークショップなどのイベントが行われている。

「遊園地に遊びに来たついでに寄ってくださいね」と話す吉川さん

吉川さんは1988年にオリジナルテディベアの制作を始めて以来、話題性のある作品が国内外で高く評価されてきた。過去、前身となる「ROSE BEAR」を同市本町6に開店したが、東京に活動拠点を移しアーティスト活動に専念するため店舗を閉店。後の2019年、上越市への帰郷をきっかけに、新たに大町4の高田駅前通りに「ROSE BEAR」をオープンさせた。店舗の復活は以前店に通っていた女性たちやテディベアファンらを喜ばせた。

妙高サンシャインランドへの出店は施設の盛り上げなどを目的に同ランドが吉川さんにオファー。吉川さんも「テーマパークでの出店が夢だった」と出店を快諾した。

新店は吉川さんが制作した高さ180cmのビッグベアが入り口でお出迎え。店内はパステルカラーを基調に、ポップな要素を取り入れた。アンティーク雑貨、ぬいぐるみ、バッグなど、“可愛らしいもの"を散りばめ、ギフト向け商品もそろう。ドイツで生まれたテディベアブランド「ハーマン・テディ」、ドイツの最高級ぬいぐるみブランド「シュタイフ」もある。またオープンを祝い、吉川さんと親交があり、国内で活躍する有名なテディベアアーティスト10人の作品も並び、抽選販売も行われる。

吉川さんが制作した180cmのビッグベアが入り口でお出迎え

このほか、吉川さんが飼うトイプードルのオス、「トイ店長」も不定期で“出勤"する。施設は、体重10kg以下の犬の入園も可能で、ドッグランも併設されていることから、店内一角には犬用の服や小物、愛犬を撮影できるフォトスポットを設置。愛犬家も犬を連れて気軽に来店ができる。

犬用のフォトスポット。写真のトイ店長は不定期で“出勤”

吉川さんは「夢のあるテーマパークでおしゃれな雑貨を楽しんでほしい。県外からも人を呼び、(上越が)盛り上がれば。遊園地に遊びに来たついでに寄ってくださいね」と話している。

営業は週末などで不定期となるが、GW期間の29日〜5月7日までは連日営業する。30日、5月3〜5日はリボンなどでボールペン、バッグなどをデコレーションするワークショップを開催。料金はボールペン700円、バッグ、ポシェットが1500円。このほか5月4、5日は水彩画で描く似顔絵イベントも実施。550〜1800円と、サイズなどによって価格は変わる。

食器類をはじめ、作家のテディベアやハーマン・テディなども並ぶ

GW期間中、5月7日までは午前9時〜午後4時30分。店舗入店には妙高サンシャインランドの入園料が必要。中学生以上800円、3歳〜小学生と65歳以上は600円、3歳未満無料。営業日は吉川さんの公式サイトなどで確認する。

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