新潟県上越市の五智海岸線沿いで、今年もスイセンが見頃を迎えている。黄色や白色のかれんな花を咲かせ、海沿いを走るドライバーらの目を楽しませている。
スイセンの植栽は、ボランティア団体「ひまわり會」や「上越市まちづくり市民大学2008の会」、地元住民らが2010年から取り組む美化活動「クリーンナップ上越in五智」の一環で行われたもの。かつて多くのごみが捨てられていた海岸線の道路脇に花を植え、ポイ捨て防止と景観向上を図ろうと、同プロジェクトでは毎年ヒマワリやコスモスの植栽も行っている。
スイセンは10年ほど前に植えた球根が毎年咲いており、今年は例年より早い3月半ばから咲き始めた。ひまわり會の木村良彦会長(54)は「外から来る人には奇麗な上越を見てもらい、地元の人には上越の誇れる場所として見守ってほしい。継続することに意味のある活動なので、できる限り続けたい」と話していた。
スイセンはゴールデンウィーク明け頃まで楽しめそうだという。
スイセンが咲く場所