陸上自衛隊高田駐屯地は2023年3月31日、第2普通科連隊の50代男性1等陸曹を懲戒免職処分にしたと発表した。
発表などによると、男性1等陸曹は2015年10月頃から2020年8月頃までの間、駐屯地内やプライベートで、複数人の男性後輩隊員に対して股間や尻などを服の上から触り、性的な発言をして精神的な苦痛を与えた。被害を受けた隊員が2020年8月に上司に相談し、発覚した。
男性1等陸曹は「スキンシップのつもりでしていた。深く反省している」と話しているという。
第2普通科連隊の小段雄三連隊長は「今般のような事案は絶対に起こしてはならないものであり、隊員個人の特性に応じた服務指導を実施し、同種事案の再発防止に努める」としている。