上越市の儀明川彩るコヒガンザクラ 薄ピンク色鮮やかに見頃迎える

新潟県上越市本町4、5の儀明川沿いに立つコヒガンザクラが見頃を迎えている。あいにくの曇り空となった2023年3月25日にも、川辺を彩る薄ピンク色の花に道行く人が足を止め、写真を撮るなど楽しんでいた。

見頃を迎えた儀明川沿いのコヒガンザクラ(25日午前撮影)

コヒガンザクラは、早咲きで彼岸頃に花が咲き始めることから名付けられたとされている。儀明川沿いには高田ロータリークラブが1999年から植栽。本町4のイレブンプラザから本町5のあすとぴあ高田までの約450mにわたり、40本ほどが植えられている。

高田城址公園よりも一足先に見頃を迎える桜スポットとして地元住民らに親しまれており、この日も散歩に訪れた人や買い物ついでに立ち寄る人などが見られた。

散歩コースとしても親しまれる川沿いの通り

写真撮影を楽しんでいた同市東城町2の女性(45)は「高田城址公園の桜のつぼみが開き始めていたので、来てみた。奇麗で良い並木道なのにあまり知られていないので、もっとたくさんの人に見てほしい」と話していた。