北陸自動車道の大潟スマートICが24時間通行可能に 3月1日から

新潟県上越市大潟区蜘ケ池の北陸自動車道大潟スマートインターチェンジ(IC)が2023年3月1日から、24時間利用可能となる。周辺地域への利便性が上がり、救急医療や物流などの効率化が期待される。

24時間化は上下線とも同日午前6時から。夜間、早朝も通行可能になることで、同市大潟区から県立中央病院までの救急搬送は一般道と比べて1、2分ほど短縮されるほか、大潟工業団地など周辺企業へのアクセスも向上する。

ネクスコ東日本新潟支社によると、同ICは社会実験として2006年5月に設置され、翌年4月に本格運用を開始。近年は1日平均約1000台の利用がある。利用時間は午前6時から午後10時までに限定されていた。

市によるとこれまでも周辺企業などから24時間化を求める声が寄せられており、同ICの無人化に合わせて協議を進めていた。