妙高市のスキー場でイノシシ大暴れ リフト待ちのスノーボーダーにぶつかる

妙高警察署によると2023年2月7日午前9時56分頃、妙高市関川の池の平温泉アルペンブリックスキー場で体長約1mのイノシシ1頭が出没した。イノシシはゲレンデを駆け下り、リフト乗り場に並んでいたスノーボーダーの男性2人にぶつかって、南方向に逃げていった。2人にけがはない。

雪の中のイノシシ(写真はイメージ)

イノシシが現れたのは同スキー場のやまばと林間コース内で、業務でリフトに乗っていた関係者がゲレンデを下っていくイノシシを発見した。コース下のしらかばカプセルペアリフト乗り場には当時、スキー客ら50人ほどが並んでおり、そのうち2人の足やスノーボードの板にぶつかりながら、南の方向に走っていったという。

周辺にはペンションや別荘などがあることから、警察と市でパトロールを行っている。猟友会も足跡を追跡しており、妙高高原ゴルフ倶楽部や国道18号の杉野沢入り口交差点から杉野沢方面に400m上がった道路上などで、同一のイノシシと見られる足跡が見付かっている。

イノシシが出没した池の平温泉アルペンブリックスキー場