妙高市職員の係長の男を逮捕 他人の車に傷付ける

妙高警察署は2023年1月31日午前7時17分、新潟県妙高市楡島に住む妙高市職員の男(50)を器物損壊の疑いで通常逮捕した。職員の逮捕を受け、同市は同日記者会見を開き、陳謝した。

記者会見した西澤澄男副市長(右)と吉越哲也総務課長

同署によると、男は2022年9月12日午後7時42分頃、同市内の駐車場にとまっていた普通乗用自動車のボンネットに、何らかの用具で長さ60cmほどの線状の傷を付けた疑い。「傷を付けたのは間違いない」と容疑を認めているという。

市によると、男は農林課農地林政係の副参事係長で、逮捕前日の30日まで勤務していた。市は男について、これまでも別の課などで係長を務めてきたとし、「管理職として適切に勤務していたと理解している」と説明した。男の処分については「事実関係を確認し、厳正に対処したい」とした。

城戸陽二市長は「市民の信頼を著しく失墜させる事態となり、深くおわびする。改めて職員に綱紀粛正、服務規律の徹底を図り、市民の皆様の信頼回復に誠心誠意努める」とコメントを発表した。