水道管凍結やスリップ事故相次ぐ 上越市内今冬一番の冷え込みで日中も氷点下

新潟県上越市高田は2023年1月25日、午前2時52分に今冬の最低気温となるマイナス5.5度を記録し、日中もマイナス1.1度までしか上がらない冷え込む一日となった。市内では水道管の凍結や、路面凍結によるスリップ事故などが相次いだ。

同市ガス水道局によると、朝から水道管凍結の問い合わせが多数寄せられ、午後4時までに本局には120件の相談があった。ガス水道局では対処法として、ドライヤーの温風を凍結部分に当てたり、配管にタオルをかぶせ、その上から50度程度のぬるま湯をゆっくりかけたりするか、気温が上がるのを待つよう話している。水道管が破裂した場合は水道メーターボックス内の元栓を閉め、業者に連絡する。

タオルの上からゆっくりぬるま湯をかける。熱湯を直接かけると蛇口や水道管が破裂する恐れがある

上越警察署によると、管内で24日午後6時頃から25日午後4時30分頃までに、交通事故が42件発生した。内訳は軽傷の人身事故が2件、物損事故が40件となっている。同署では「体感的に平常時の1、2割多い。スリップによる事故が目立つので、速度は控え、急ブレーキなど『急』が付く運転はしないで」と呼び掛けている。

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