師走を彩るシクラメンが見頃 さくら工房フラワーセンターで4、10日に即売会

秋から早春を美しく彩る鉢花「シクラメン」が新潟県上越市高土町3のさくら工房フラワーセンターで見頃を迎えている。2022年12月4日と10日の2日間、3年ぶりに即売会が開かれる。担当者は「プレゼントや年の瀬のあいさつにも最適。ぜひ足を運んで」と話している。

見頃を迎えているシクラメン

シクラメンは「冬の鉢花の女王」とも呼ばれ、植物の少ない冬期間を華やかにする人気の花。同センターでは栽培を毎年行っており、例年12月に一般向けに即売会を開いてきた。しかし、コロナ禍の影響で昨年、一昨年の2年間は中止に。花の売り上げが施設利用者の工賃となるが、工賃の激減、花の売れ残りなどが続いたという。

今年は感染対策として来場者の分散が図れるよう、即売会の日程を2日間にして実施することにした。待望の再開に栽培を担当する同センター職員の近藤昇一さんは「今年のシクラメンは葉も奇麗にそろい、花も9割方咲き、とても良い状態」と言う。ハウス内は赤やピンク、白といった美しいシクラメンが約600鉢並び、多くの人の来場を待っているようだ。

ハウス内は約600鉢のシクラメンが並ぶ

近藤さんは栽培について「暖房の近くに置かないように気を付け、土の表面が乾いたら水をたっぷりやって。根腐れを防ぐために受け皿にたまった水は捨てて。1日でも長く花を楽しんでほしい」と話している。

パンジーやビオラの鉢植えも販売

5号鉢800円、6号鉢1500円。パンジーやビオラなど、鉢やプランターの寄植えなども販売予定。また、即売会以外の平日も継続して販売する。時間は午前9時から午後4時まで。問い合わせは025-524-1401(午前9時〜午後4時)、025-522-1721(午後4時〜同5時15分)。