妙高高原こども園の給食に針金が混入 園児にけがはなし

新潟県妙高市教育委員会によると2022年11月30日、市立妙高高原こども園の給食で提供された豆腐の中華煮の中に、長さ約1.5cmの針金が混入しているのが見つかった。針金を口に入れた5歳児は飲み込む前に吐き出し、けがはない。

給食に混入していた針金(妙高市教育委員会提供)

給食は同園の調理室で市の調理員が作っている。調理員らが調査した結果、混入した針金は金属製のザルの一部で、つなぎ目の部分が破損して混入したとみられる。

市教委では、同日中に該当園児の保護者に個別に謝罪し、園児が帰宅した後の健康確認を行ったほか、同園の全保護者に連絡用アプリで経緯の説明と謝罪文を配信。市内の全保育園、こども園、小中学校にも情報を共有し注意を呼び掛けた。

市教委では「今後、調理前、調理後の調理器具の点検並びに、調理方法の見直しと配食時の目視を厳重にし、異物の混入防止に努めていく」としている。