佐渡汽船が小木ー直江津航路カーフェリーの船名募集 来年3月就航 

佐渡汽船は来年3月下旬に小木ー直江津航路に3年ぶりに就航するカーフェリーの船名を募集している。応募は同社のLINE公式アカウントの「友達限定」で受け付け、募集期間は2022年11月10日まで。同社は「皆さまから親しんでいただけるような船名のご応募をお待ちしています」としている。

小木ー直江津航路に就航する佐渡汽船のカーフェリー(佐渡汽船提供、船体デザインはイメージ)

就航するカーフェリーは2001年建造で、全長約116m、2486総t。定員は約600人で中型バス35台と乗用車25台または乗用車150台を積み込める。現在の船名は「えひめ」で、9月に所有する愛媛県の宇和島運輸(本社八幡浜市)から佐渡汽船が8億7000万円で購入した。今後は就航に向け船体の確認や改造を行う予定。

募集している船名は日本語、外国語のどちらでも可能でふりがなを付ける。船名のほか、由来も記載する。応募は1人1回限り。佐渡汽船のLINE公式アカウント「@sadokisen」で受け付けている。

船名は社内の選考委員会で決定し、11月末に同社のホームページで発表する。応募者の中から抽選で、カーフェリー2等の往復乗船代と宿泊がセットになった旅行プランをペア1組をはじめ、小木―直江津航路カーフェリーの往復乗船券などがプレゼントされる。

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