妙高連峰が雪化粧 昨年より7日遅く

新潟県妙高市の妙高山(2454m)をはじめ、火打山(2462m)、焼山(2400m)の妙高連峰がそろって雪化粧しているのが2022年10月25日朝、上越、妙高両市で確認できた。妙高山の冠雪は昨年(10月18日)より7日遅い。

妙高市関山から望む雪化粧した妙高山、火打山(25日午前7時30分頃)

新潟地方気象台によると、北陸地方は上空の寒気や湿った空気の影響を受け、朝方の気温は上越市高田で5.4度、妙高市関山で3.8度といずれも今季一番の冷え込みとなった。

妙高市関山からは妙高山が中腹まで白く雪に覆われ、外輪山の紅葉とのコントラストを見ることができた。

外輪山の紅葉とのコントラストが美しい妙高山(同)

妙高市関川の妙高高原ビジターセンターによると、前日の24日の昼頃から夕方にかけて、雲の切れ間から中腹の方まで白くなっているのが確認できたという。

妙高市役所観光商工課は「24日は雲がかかっており、ふもとからは確認できなかった。今日は初めて市役所や市街地からも冠雪を確認できた」と話した。

紅葉が見頃のいもり池からの妙高山(25日正午頃撮影)

紅葉が見頃を迎えている同市関川のいもり池では、多くの人が散策や写真撮影を楽しんでいた。上越市大潟区から愛犬とともに撮影に訪れた男性(77)は「妙高山に雪が見えたので来た。紅葉と雪でインパクトがあって良い」と笑顔で話した。