200発打ち上げ「稲田きずな花火大会」29日 住民手作り灯籠ライトアップも

今年創立150周年の新潟県上越市立稲田小学校区で2022年10月29日、住民らが手作りした灯籠のライトアップや約200発の花火が打ち上がる「稲田きずな花火大会」が開かれる。観覧無料。校区外からも自由に参加できる。

花火大会のちらし

コロナ禍で行事など住民同士の交流の場が減る中、世代間交流を促進させ地域を盛り上げようと、同校PTAメンバーを中心につくる「稲田むすぶプロジェクト」が企画。市の地域活動支援事業を活用した。

花火大会は午後7時30分からの10分程度で、音楽とともにスターマインなど約200発を打ち上げる。観覧場所は同校グラウンド。会場では日没後の午後4時30分頃から、児童らがイラストや切り絵で装飾した牛乳パック灯籠約800個のライトアップも楽しめる。

開催に先立ち16日、奇麗な会場で観客を出迎えようと打ち上げ場所となる同校裏の関川河川敷など会場周辺で清掃活動が行われた。地域住民約350人が参加し、約1時間ごみ拾いに汗を流した。

打ち上げ場所の関川河川敷でごみを拾う参加住民

同プロジェクトの長谷川真一代表(40)は「花火を見て稲田地域の絆や元気の良さを感じてもらえれば」と話している。

当日駐車場は利用できない。雨天の場合は11月3日に延期予定。