中川上越市長就任後初の「励ます会」 支持者ら160人が出席

市長就任から11月で1年となる新潟県上越市の中川幹太市長を「励ます会」が2022年10月15日、同市西城町3のデュオ・セレッソで開かれた。中川市長誕生を支えた支持者ら約160人が出席した=写真=。

支持者を前にあいさつする中川市長

励ます会は中川氏の後援会の主催で、市長就任後初の開催。来賓として、新潟6区選出の梅谷守衆議院議員、高鳥修一衆議院議員(代理)、JAえちご上越の笹原茂経営管理委員会会長が出席。上越市議は小林和孝氏、栗田英明氏、牧田正樹氏、鈴木めぐみ氏の4人。また、次期県議選に立候補予定の土田竜吾氏も出席した。

後援会長の秋山三枝子県議は「毎朝新聞を開けるのがドキンドキン。やったなと思う時もあれば、指導いただく場面もあった。物事を変える時は小さなことでも反発はあり、歩み寄りや努力、時間も必要。これからもご指導、ご支援いただきたい」と呼び掛けた。

支持者約160人が出席した

中川市長は「市内を一軒一軒訪ねて皆さんの声を聞いたことは、今となっては大きな価値があった。皆さんの声を基に政策を作り、実現に向けて頑張っている。いけないところは修正し、とにかく謙虚にやっていく」と述べ、コロナ禍からの地域経済の復活や市職員の人材育成、地域自治、観光振興、上越地域の優位性、IT人材の不足、地域おこしなど約30分にわたって持論を展開。「市の職員は事業のスケジュールをだいぶ気にしている。まずは右脳で物事や自分の仕事に興味や関心を持ち調べ、楽しむことが大切。そして左脳を使って理論立てて整理し、スケジュールを組んでいく」などと話し、「そういう意味では職員の人材育成は至上命題」などと語った。