新潟県は2022年7月21日、上越市の112人、妙高市の10人の計122人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内全体は1710人。上越市のほか、県内全体でも過去最多を大幅に更新した。
上越市で感染者が100人を超えたのは初めて。これまでの最多は今年5月8日の69人だった。県内全体の感染者も4月13日の907人を大幅に上回った。
重症、中等症はいない。
県によると上越保健所管内の企業関連で新たな集団感染があり、同日公表の1人を含む5人が確認された。
上越市立小中学校で児童生徒、教職員計20人感染
上越市教育委員会は21日、南川小学校の児童1人、春日新田小の児童1人、校名非公表の市立小学校の児童9人、教職員1人、同中学校の生徒8人の感染を発表した。南川小、春日新田小は一部の学級を閉鎖する。
上越市立保育園2園で園児2人感染
上越市は21日、柿崎第二保育園の園児1人と大和保育園の園児1人の感染を発表した。両園とも一部クラスのみ、27日まで閉鎖する。
妙高市の小中学校で児童生徒2人感染
妙高市教育委員会は小学校の児童1人、中学校の生徒1人の感染を公表した。いずれも学校活動に影響はなく、校名は公表しない。
県立高校3校で生徒5人感染
県教育庁は21日、高田農業高校の生徒2人、高田北城高校の生徒2人、新井高校の生徒1人の計5人の感染を発表した。高田農業高校は22日から一部臨時休業する。
上越教育大で学生2人、教員1人感染
上越教育大学は21日、学生2人、大学教員1人、計3人の感染を発表した。大学運営に影響はない。
県立看護大の学生1人感染
新潟県立看護大学は21日、学生1人の感染を発表した。1年生は22〜31日の期間、入構禁止となる。
