上越市で今年初の猛暑日 高田36.6度、大潟37度で6月の観測史上最高を更新

新潟県上越市では2022年6月24日、午前中から気温が上昇し、今年初の猛暑日となった。高田では午前11時55分に36.6度、大潟では午前11時56分に37.0度を記録し、いずれも6月の最高気温としては観測史上最高を更新した。

日傘を差して高田城址公園を散策する人(24日午前)

新潟地方気象台によると、日本海に前線を伴った低気圧があり、これに向かって南よりの暖かい風が入ったことなどから気温が上がった。

これまで6月の最高気温は、高田では1978年の36.4度、大潟では2018年の34.4度だった。安塚でも午後0時20分に36.1度を記録し、2018年の34.0度を超え、6月の最高気温として観測史上最高を更新した。

同市本城町の高田城址公園は同日午前11時頃、暑さのせいか人出はまばらで、日傘を差しながら散策する人の姿などが見られた。買い物帰りに木陰で休憩していた東城町3の80代女性は「とにかく暑い。風はあるけどじめじめしていて汗が出る。体調を見ながらマスクを外したりして熱中症に気を付けたい」と話していた。